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「冷蔵庫の買い替え時」について

「冷蔵庫の買い替え時」について

2022/07/15

「冷蔵庫の買い替え時」について

長崎リサイクルサービスの月1コラムです。
さて前回は今夏の問題となっている半導体不足からの家電の在庫不足で急な故障で困らないよう買い替えタイミングの見極めについてお話しました。
今回も引き続き、家電の故障・買い替えへのちょっとした備えとして「冷蔵庫の買い替え時」についてお話させていただこうと思います。

■冷蔵庫の寿命

冷蔵庫の寿命はおおよそ8年から10年くらいと言われています。もちろん使用状況によっては15年、20年と現役で使用できることもあります。
前回のコラムでも触れましたが、様々な家電にはそれぞれ修理保証のためのメーカー側の部品保有期限があり、冷蔵庫は9年とされています。
しかし修理には大量生産で人件費を抑えた生産品の新品購入と比べ、個別に修理するため思ったよりもコストがかかってしまうことに加え、新品の商品が品薄な場合、修理の需要が殺到してしまうと修理サービスを受けるまでに時間がかかってしまいます。
また近年は以前よりさらに環境や経済的面に対する意識が高くなっていることから、購入から10年も経っていると消費電力など使用コストが改良されたお得な商品が出ているかと思います。
冷蔵庫は毎日の生活の上でかなりの頻度で使用するものかと思います。快適な生活をする上では必需品とも言えるかと思いますので、急な故障であわてて買い替えのために商品を探しに行くより、多少余裕を持った買い替え計画を立てておくのもよいかと思います。

■買い替えのめやす

冷蔵庫が完全に壊れてしまってから買い替え商品を探し出すと、しっかりと商品を選ぶ時間を取りにくいのですこし早めの行動がよいかと思います。
冷蔵庫の寿命については上のように単純に使用年数で判断するほかにも、故障の前兆の見極めのコツがあります。
簡単に紹介すると、
・扉の開け閉めがスムーズにいかない
・冷蔵庫周辺に水もれなどがある
・モーター、コンプレッサーの異常からいつもと違う異音を感じる
・収納している食品などに冷えのばらつきがある
・製氷機部分が正常に作動していない、冷凍庫がうまく冷えていない
などです。
こうしたことに思い当たることがあれば買い替えのサインと言えるかと思います。

また買い替えの目安として冷蔵庫は毎年秋ごろ、10~11月頃に新商品が発売される傾向があります。
そのため、その少し前、夏ごろには実は少しお得に商品を探すことが出来ることもあるようです。
今年に限っては家電製品全体において品薄傾向があり全体的に値上げの傾向もあります。
そんな中リサイクルされた中古家電に注目が集まっています。こうしたものも検討してみるのもよいかもしれません。

■寿命を延ばすコツ

どういった家電、道具でも言えることかと思いますが、冷蔵庫も使い方によっては寿命を長く使うことも出来ます。
例えば、
・冷蔵庫にものを詰めすぎない
・壁から少し距離をとり、冷蔵庫から発せられる熱がこもらないように設置する
などに気を付けてみましょう。

■処分方法

冷蔵庫の処分方法としてはいくつかあり、そのうち
・家電量販店に下取り、処分を依頼する
・自治体の指定場所に持ち込み処分する
などの方法の場合、家電リサイクル法に基づきリサイクル料がかかります。
完全に壊れていない場合は、
・リサイクルショップに買い取りを依頼する
・不用品回収業者に買い取り可能か査定を依頼する
などによりリサイクル料がかからず、お得に処分出来る場合もあります。
なにより冷蔵庫は非常に重量のある家電ですので、処分の際には回収サービスをしている所を利用することが便利かと思います。

いかがでしたか?
次回も引き続き家電の買い替えへの備え、処分方法について紹介したいと思います。
それでは次回のコラムをお楽しみに。

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