「家電の故障・買い替えに備える」について
2022/06/24
長崎リサイクルサービスの月1コラムです。
今回から数回に分けて「家電の故障・買い替えに備える」といったことについてお話させていただこうと思います。
■今は家電の買い替えが難しいタイミング
今年に入り、世界的な新型感染症による貿易・流通の支障や東ヨーロッパの不安定な情勢などさまざまな理由で家電製品で必要な半導体などの不足があるようです。
このため家電の故障による急な買い替えが必要な場合が起こっても、すぐに手に入れることが出来ないことも起こっているようです。
完全に壊れてしまって必要なものが自宅に揃ってなく不便な生活を送らなくてはならない、なんてことにならないように、あらかじめ余裕を持って家電の買い替えサイクルを計画することをお勧めします。
■エアコンの確認
まずはそろそろ活躍の機会が増えてくるエアコンについてです。近年は自然環境の変化の影響や都市化など夏の暑さを強く感じることも多くなり、エアコンがないと快適に過ごすのは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
エアコンについてはメディアなどで家電の販売店で品薄傾向があるという話題を目にする機会も増えていますので注意が必要でしょう。
おおよそエアコンの寿命は13~14年程度と言われています。もちろんお手入れや使用状況によって大きく差はあるかと思いますが、まずは目安の一つとして知っておくとよいかと思います。
壊れた場合の修理のためのメーカー部品保有期間というものもあります。家電商品の種類によって様々異なってきますがおおよそ6~9年程度、エアコンの場合は9年ほどとされています。
こうした発売からの目安の期間と合わせて、実際に自宅にあるエアコンの調子を確認することが大切です。
故障が見つかった場合の修理や買い替えで発生するラグも考え、少なくとも本格的に稼働させることになる1・2か月前くらいからは試運転を行うことがよいでしょう。
この際まずはフィルターや室外機の掃除を行いましょう。次に試運転で異音や異臭、室外機やホースのの水漏れがないかを確認しましょう。
本当に必要になったタイミングでいきなりのエアコンの本格稼働は故障の原因にもなりやすいようですので、まずはこうした確認も兼ねた試運転をお勧めします。
■エアコンの処分
エアコンは家電リサイクル法の対象の家電です。処分の際にはリサイクル券の購入など料金が必要となります。
家電量販店などで買い替えによる下取りとして処分をすることも出来ます。壊れている場合はこれに合わせてリサイクル券費用がかかります。
壊れていないエアコンは不用品リサイクル業者への依頼で買い取りが出来る場合もあります。
またエアコンはテレビや冷蔵庫などと違い、室外機や配線の関係もあり、自分で取り外しが出来る場合を除き、取り外しに費用がかかることも頭に置いておく必要があります。
いかがでしたか?
家電買い替えには少し余裕を持っておきたいこの時期です。
引き続き次回もいくつかの家電について買い替えの備えについてのお話がさせていただければと思います。
それでは次回のコラムをお楽しみに。
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