「香水や化粧品の処分方法」について
2021/10/29
長崎リサイクルサービスの月1コラムです。
毎回リサイクルや不用品の処理についての情報を配信予定しております。少しでもお役に立てていただけるコラムになればと思っております。
今回は、香水や化粧品の処分方法について紹介します。
■香水の使用期限
じつは香水には使用期限があります。箱などには使用期限の表記がないのにどういうこと?と思われるかと思いますが、香水は直接肌につけるもののため医薬品医療機器等法(旧薬事法)で定められているものという扱いになり、この法律では3年以内に変質するものについては期限の表記の必要がないとされているためです。
つまり香水の使用期限は製造年月日より3年以下となり、おおよそ1~3年が目安ということです。
古くなった香水は中身の油分が少なくなり、肌につけると雑菌が繁殖しやすくなるため、長時間経つとかびたようなにおいを感じることがあります。また油がくさったようなにおいを感じることもありあまりよくない印象のものになってしまいます。このように感じたら使用期限が切れていると判断してよいかと思います。
■あまった香水は水道に流せない
香水には油分が含まれるため、そのまま水道やトイレに流してしまうといつまでも強いにおいが残ってしまい体調が悪くなってしまうようなことにもなります。
不要になった香水はちょっとした工夫でお部屋のフレグランスなどに再利用する、といった使い道もあります。
■香水の処分方法
処分する場合は中身を新聞紙などに吸わせて容器を空にして、中身はしっかりと袋に閉じて燃えるごみとして、容器の瓶などは燃えないごみとして出しましょう。
香水に含まれるアルコール分は、第4類引火性液体とされます。これは消防法で取り扱いが定められているものになりますので、そのまま中身が残ったまま処分して、なんらかのトラブルが起きてしまうと損害賠償を求められる可能性もあるので十分な注意が必要です。
■香水は中古でリサイクル買い取りしてもらえる
古くなっていても強い香りの残っているブランド香水はブランド品として人気と需要があるため、リサイクルで買い取ってもらえることが多くあります。そのままごみとして処分してしまうのもよいですが、一度買い取り査定を受けてみるのもよいでしょう。
■高く買い取ってもらうコツ
ブランド品として高く買い取りをしてもらうには箱を残しておくことをおすすめします。しっかりと箱がきれいな状態で残っていると買い取り価格がかなりかわってくるかと思います。
■その他化粧品の処分方法
このほかの化粧品も容器の素材に合わせて燃えないごみなどで処分します。香水と同じく強いにおいがある中身が残っている場合は回収時に漏れ出してしまわないように新聞紙などに吸わせてしっかりと袋に閉じ、燃えるごみとして出すことで処分しましょう。
いかがでしたか?
それでは次回のコラムをお楽しみに。
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